新潟県加茂市は21日、行政書士が行っているマイナンバーカード代理申請手続事業でマイナンバーカードの顔写真をほかの人の顔写真と取り違える誤交付が1件、発生したと発表した。
17日に市民から交付されたマイナンバーカードの顔写真が違っていると市役所市民課 に連絡があった。調査したところ行政書士がマイナンバーカードの申請を代行したときに写真の添付誤りがあったことがわかり、市民に謝罪した。
翌18日にも申し出のあった市民に再び謝罪した。誤った顔写真を添付したマイナンバーカードは回収済みで、誤って張られた顔写真の市民にも謝罪した。住所、氏名、生年月日、性別、マイナンバーの漏えいはなかった。
マイナンバーカードの申請を代行した行政書士が、電子申請を行ったときに誤っ て別人の写真ファイルを添付したのが誤交付の原因。市では、今後はこのようなことがないよう行政書士会に手続きの改善を求めた。市としても職員にマイナンバーカードの重要性を再認識させ、よりいっそう注意を払って手続き事務を行うとしている。