新潟県田上町の「道の駅たがみ」は21日から27日までの1週間、佐渡フェアの第3弾を開いており、佐渡の海産物やローカルフード、菓子を販売。さらに26、27日は佐渡物産展を開き、佐渡連合商工会の会員などがやって来て自慢の物産を販売する。
「道の駅たがみ」のスタッフで、結婚を機に佐渡から田上へ移住した石川加名位さん(36)の縁で、ことし1月と6月に佐渡フェアを開き、今回で早くも3回目。海で隔てられていることもあり、県内なのに佐渡の物産を身近で購入するのが難しいことから毎回、人気を集めている。
今回も毎日のように売れ切れる商品も。初登場の金の延べ棒をかたどったパッケージの「佐渡金銀山ようかん」(1,080円)や正月にふさわしい「佐渡金山すごろく」(1980円)、ミカン栽培の北限の佐渡ミカンもある。
佐渡物産展は初めての試み。これまでは佐渡から物産を取り寄せて販売していたが、佐渡物産展の2日間は佐渡から売り子がやって来る。早助屋がいごねり、きさらぎ本店がブイヤベースやプリン、シーサイド・ファクトリーが魚の生ハム、キッチンカーのedge Sがフライドチキンやカキのクラムチャウダーを販売して、客を呼び込んでフェアの締めくくりを盛り上げる。佐渡フェアで毎回、道の駅たがみを訪れている早助屋の手配で実現する。
あわせて佐渡の食や特産品の商談もできる。石川さんは「佐渡の土地に根差したものを紹介していきたい」と話している。問い合わせは「道の駅たがみ」(0256-47-0661)へ。