29日の新潟県三条市は天気は下り坂だったが、南よりの風が吹き込んでフェーン現象になったのか季節はずれの暖かさになり、11月下旬の三条市としては観測史上最高の23.6度まで気温が上がった。
明け方の最低気温は7.6度。曇りで正午ころから小雨がぱらつくこともあったが、午前10時ごろから南よりの風が強まり、気温は9時の14.0度から10時に18.3度、11時に23.3度と1時間に4〜5度も気温が跳ね上がった。
7月上旬並みの気温でもあり、小春日和どころから“小夏日和”とでも言いたくなる汗ばむくらいの陽気だった。
三条市中央公民館前の植木のモクレンはたくさんのつぼみをつけている。モクレンは初夏から花芽をつけるとされるが、花開く前の春先につぼみを意識することが多いだけに、これから本格的な冬がやってくることを疑いたくなってしまう。
前日の今季最低2.6度から20度を超える気温差
前日28日の三条市は今季最低の2.6度まで気温が下がっており、29日の最高気温とは20度以上もの差があり、大きな寒暖差に体調を崩さない管理が大切だ。
30日の予報は雨時々止むで予想最高気温は15度とまだ暖かさが続くが、12月1日、2日の予報は曇時々雨か雪で、予想最高気温はそれぞれ8度、6度。師走ととも冬の寒さがやって来る。