県央研究所がコロナとインフルの同時検査受託開始へ (2022.12.6)

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民間検査・研究機関の一般社団法人県央研究所(茨木和雄理事長・新潟県燕市小高)は、これまでの唾液(だえき)による新型コロナウイルスPCR検査に加えて鼻腔(びこう)ぬぐい液による新型コロナウイルス検査とインフルエンザ検査の両方を一度に行う同時検査受託を8日、開始する。

クリスマスイルミネーションが彩る県央研究所
クリスマスイルミネーションが彩る県央研究所

県央研究所では2020年6月から県内の民間検査機関で初めて新型コロナウイルスのPCR検査の受託を行っている。

この冬はインフルエンザが大流行する可能性が高いとされ、症状が出ても新型コロナウイルスのインフルエンザのどっちに感染しているのかわからず、不安になる人も多くなると思われる。

また市販の検査キットは薬剤師のいない店では販売されず、在庫切れの店もあることから、一度に両方の検査に対応することにした。

これまでの唾液による検査では新型コロナウイルス感染しか検査できなかったが、PCR検査装置にオプションを装着し、鼻腔ぬぐい液に対応した検査キットを導入することで、両方を検査できるようになる。

遠方の人でもウイルス不活性剤の専用キットを使って郵送できる。これまで通り当日の結果報告が基本。一般の人や介護施設などの利用を見込む。

検査料は両方を検査できる鼻腔ぬぐいによる検査が14,850円(税込み)、従来の
新型コロナウイルスの検査だけの唾液による検査は11,000円。問い合わせは県央研究所(電話:0256-46-8311)。

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