新潟県三条市は7日、ふるさと納税の令和4年度寄付金額が11月中に25億円を超え、年度当初に掲げていた目標金額を達成したと発表した。
昨年同期の4倍近いペースの寄付金額 アウトドア製品が牽引
寄付金額は昨年同期と比べて約3.9倍のペースで推移し、今年度はあと4か月を残して早くも目標を達成。昨年11月から新たに返礼品に加わったスノーピーク製品をはじめ、アウトドア関連事業者の返礼品に対する寄付額の内訳が全体の56%を占め、寄付額増加を牽引した。昨年度実績は約15億円だった。
昨年9月、ふるさと納税の戦略を立案、実行するCMO(チーフ マーケティング オフィサー)に就任、必達目標25億円の特命を課された澤正史さん(42)は、寄付した人、返礼品提供事業者の取り組みに感謝し、「職員がチームを組み、事業者と密にコミュニケーションを取って在庫状況などもかんがみながら適切に対応できていることもよい結果につながっている大きな要因」で、12月は1年の中でも突出して寄付が増える時期であり、「引き続き三条市の事業者の皆さまと一緒になって取り組みたい」としている。