三条シルバー川柳金賞「ハッとして ブレーキ踏めば 足がつり」 (2022.12.15)

交通安全意識を楽しく気軽に高めようと新潟県三条市で初めての三条シルバー川柳コンテストの授賞式が15日行われ、「ハッとして ブレーキ踏めば 足がつり」で金賞に選ばれた石山敏江さん(75)＝三条市上須頃＝をはじめ、138通の応募作品のなかから入賞した16人を表彰した。

左から滝沢三条市長、金賞の石山さん、家老三条署長

公益財団法人三条市交通安全協会（加藤敏敦会長）が主催し、三条市と三条署警察署が協力。三条市など県央地域に在住、在勤の60歳以上を対象にユーモアあふれる時世を風刺したくすっと笑える作品を募集した。11月15日に3団体の代表が審査して金賞1人、銀賞5人、銅賞10人を決めた。

15日は午前10時から三条市交通安全協会で授賞式を行い、金賞は滝沢亮三条市長、銀賞は家老直貴署長、銅賞は鶴巻栄三条市交通安全協会副会長から3者連名の賞状と副賞のスーパーの賞品券を入賞者に手渡した。

出席した入賞者で記念撮影

金賞の石山さんは、川柳は好きだったが、自分でつくったのは今回の作品が初めて。「ファクスなら簡単なので軽い気持ちで応募した」と石山さん。家業は自動車整備業。「年をとり注意力なくなり、はっとすることが増えた。大きな事故を起こさなくてよかったと思うことがたびたび。高齢者の悲哀、そんなものを考えてつくった」と話していた。

入賞作品は名前と三条市交通安全協会ホームページ、SNS「ぶじカエルちゃんLINE」、ちらしなどで紹介し、交通安全の啓蒙に活用する。入賞者と作品は次の通り。敬称略。

• 交通安全川柳（新しいウィンドウで開く）