新潟県三条市は、16日から18日までの3日間で4回、三条市中央公民館で若手芸術家支援事業「マリンバ奏者 本間美恵子コンサート」を開いている。あわせて会期中は「世界中のおもしろ打楽器展示&体験」も行って打楽器の世界を味わってもらっている。
三条市若手芸術家支援事業は、三条市文化芸術振興に関する懇談会で提案され、全国規模で活躍する三条市の若手芸術家を支援しようと、作品展などの開催を通して魅力を市内外にPRするのが目的。今回は三条市出身のマリンバ奏者、本間美恵子さんにスポットライトを当てた。
本間さんは武蔵野音大卒、同大学特修修了。在学中からパーカッショングループを結成し、全国各地でアンサンブル活動を行っているほか、ソロマリンバ、打楽器奏者として各地で演奏活動を行っている。
コンサートは16日の午後7時から8時まで、17日の午前10時半から11時15分までと午後3時から4時まで、18日の午後2時から3時までの4回。このうち17日の午前の回はすでに入場整理券がなくなったが、ほかはまだ余裕がある。
16日の初回は70人余りが来場。県立新潟中央高校音楽科卒業のピアニスト、品田真彦さんが共演し、マリンバやビブラホンでクラシックのほかにも 誰にも聞き覚えのあるポップスをまじえて音程のある打楽器の深みのある響きを堪能した。
また、同じ三条市中央公民館の大集会室でコンサートより1日長く19日までの午前10時から午後6時まで「世界中のおもしろ打楽器展示&体験」を行っている。
本間さんが収集した日本、南米、アフリカを中心に世界各地の打楽器54点を展示。一部はたたいて体験でき、打楽器の魅力を感じている。
コンサートは入場は無料で、入場整理券は中央公民館、嵐南公民館、三条東公民館、栄公民館、下田公民館で配布している。