来年6月にオープンする新潟県弥彦村の図書館「らいわ弥彦」のシンボルマークがこのほど決まった。
シンボルマークは公募し、村内外から71件の応募があった。そのなかから新潟市在住の会社員志田美沙都(しだ みさと)さん(22)の作品に決めた。
志田さんの作品は、本を読んで心が動かされたときの「わぁ!」という表情を図書館の名称の「ら」、「い」、「わ」の3文字を組み合わせて表現した。
選考会議での選考理由は、「らいわ」の文字でつくられた親しみやすく独自性のあるキャラクター、想像力がかき立てられるデザイン、年齢不詳のかわいらしさに好感でキュートさがあいされる存在になりそうなどをあげた。
志田さんは図書館のオープニングイベントに招待し、賞金10万円を贈るほか、1年間の本棚オーナーの権利、本のリクエスト100冊分の特典がある。
図書館は村役場庁舎の一部と中庭、ウッドデッキを活用し、村民が集い学ぶ新しい地域交流拠点を目指す。村民に親しまれ、愛される図書館になればとシンボルマークを公募したもので、名称「らいわ弥彦」も公募して決めた。志田さんのコメントは次の通り。
■志田さんのコメント
感動、面白い、驚き、納得、本を読んで心が動かされた時の「わぁ!」という表情をら・い・わ の文字を使って表現しています。“なんだか本を読むのって楽しそう!”“一体どんな本を読んでいるんだろう?”そんなワクワクを感じて頂き、本を読むことへの関心が高まるようなロゴマークを目指しました。幅広い年代の方に受け入れてもらえたらと思い、親しみやすいキャラクターのデザインになっています。「ら」と「い」で出来た顔は様々な表情展開も可能です。