「道の駅 庭園の郷 保内」(新潟県三条市下保内)では、来年2月25日まで年末年始縁起物販売イベントを行っており、正月を迎える花に年越しそばに年明けうどん、十日町市の縁起菓子のちんころ、燕市の天神講菓子を順に販売する。
30日まで「迎春花市」、1月15日まで「年越しそば・年明けうどん」を販売しており、1月7日は「ちんころ市」、7日から2月25日まで「越後つばめの天神講菓子展」を開く。
「迎春花市」は正月を華やかに彩る正月花を販売して毎年人気で、盆花、春秋の彼岸フェアと並ぶ四大花フェアのひとつ。ハボタン、センリョウ、若松のほか初心者でも飾りやすいスタッフがセレクトした組花も販売している。
「年越しそば・年明けうどん」は新企画。十日町名産の妻有そば、妻有ざるうどんを販売するコーナーを設置している。妻有そばは「おいしいそば乾麺大賞」で3年連続グランプリに輝いた一品。同じ玉垣製麺所から年明けうどんに「妻有ざるうどん・妻有太打ちうどん」も販売している。中。年明けうどんは、純白の清らかなうどんに赤いトッピングを添えて1月15日までに食べ、幸せを願う。
「ちんころ市」は1月7日の1日限りの開催。犬や十二支をかたどったしんこ細工の「チンコロ」は十日町名物。午前9時半から整理券を配布し、10時から1人3個まで購入できる。売り切れしだい終了。
「越後つばめの天神講菓子展」は、燕市内の菓子店で作られている天神講菓子を販売する。「天神(てんじん)」と呼ばれる学問の神さま、菅原道真(すがわらのみちざね)の命日2月25日に床の間に道真の掛け軸と道真や縁起物をかたどった菓子を供え、学業成就や合格祈願を祈る風習がある。
ほかにも渡英商店の「イタモチ」や新潟の郷土料理「のっぺ汁」に入れる地元産のギンナンやサトイモ、ニンジンなども取りそろえて年末年始の買い物客の来店を待っている。問い合わせは「道の駅 庭園の郷 保内」(080-1166-7644)。