官公庁の仕事納めの28日、新潟県三条市では午前9時から滝沢亮市長が職員200人余りを前に年末のあいさつを行った。滝沢市長は「2023年、三条市はステップアップ、ジャンプアップしていきたい」と期待した。
滝沢市長は青空の仕事納めで「非常に気分がいい」と始め、「皆さん一人ひとりが三条市を良くするため、もっと住みよいまちにするため、本当に1年働き続けてくださいました」と感謝した。
ことし三条市が最も注目を集めたのは7月24日の三条市図書館等複合施設「まちやま」の開館で、開館から1カ月とたたずに利用者が10万人を超え、さらに30万人、40万人と利用が増えていることを喜んだ。
一方で市民からいろいろな問い合わせがあったかと思うが、「それを打ち消すぐらい皆さん頑張ってくれた」、「明るいニュースの一方で、地味なこと、つらいことにもしっかりと対応してくれた」と感謝の言葉を重ねた。
3月に清掃センターの火災があったが12月には修理工事が完了。この2年半は新型コロナウイルス対応に追われたが、ワクチン接種対応にも「当たり前という前提でしっかりとこの1年間皆さん着実にこなしてくれた」。
マイナンバーカードの推進でも「本当に目立たない地味で大変なことがいっぱいある」が、「5000名キャンペーンも含めしっかりと進めていっていただけたら」と願った。
「本当に皆さんがこの1年間、頑張ったおかげでいい三条市に少しでも近づけたと思う。窓口は30日まであり、年末年始は大きな雪にはならない予報だが、しっかりと気を引き締めて」。目標の25億円を軽く突破したふるさと納税は、まだまだ31日までが書き入れときなので、最後まで市外の人へアピールしてほしい」と求めた。
年末年始休暇は6日間と短いが、「しっかり年末年始、充電してことし1年、どういうことができたかな、どういうところが足りなかったかなということを振り返っていただき、1月4日から皆さんと一緒に、皆さんの元気な顔で、さらに2023年、三条市はステップアップ、ジャンプアップしていきたいと思うので、良い年末年始を過ごしてほしい。本当に今年1年お疲れさまでした。ありがとうございました」と締めくくった。
市役所正面玄関には、ことしも植木の産地の三条市保内地区の保内緑の里管理組合が門松を設置してくれたた。年明けの三条市役所は4日から始動し、午前9時から滝沢市長が年頭のあいさつを行う。