2、3日の2日間、行われた第99回箱根駅伝で、総合3位となった青山学院大学の新潟県燕市出身、4年岸本大紀さん(22)=三条高校出身=は当日変更で復路9区に出走し、序盤で一気に5人を抜き去って8位から3位に浮上。区間賞となる爆走を見せた。
昨年の箱根駅伝でチームメートの4年中村唯翔さんが9区で1時間7分15秒の区間新記録を樹立しており、岸本さんはそれに次ぐ歴代2位の1時間7分27秒を記録した。
レース後のインタビューで岸本さんは、後半はばてたが、自分の力を出すことができ、区間賞で自分の仕事は果たせたものの、目標にした中村さんの記録に届かなかった悔しさがじわじわ込み上げていると話した。
本来は往路の主要区間を走るのが自分の役目だったが、この半年間はうまくいかないことが多く、チームにも迷惑をかけたが、最終的には自分の仕事が果たせてよかったと降り返った。
岸本さんは2019年の箱根駅伝で1年生の2区歴代1を記録し、青学の往路優勝と総合優勝に大きく貢献。3年になった昨年も青学の復路優勝と総合優勝に7区の区間賞の快走を見せた。
また、東海大学の往路10区を走った3年丸山真孝さん(21)=中越高校出身=は三条市下田地区の出身。区間19位でタイムは1時間12分55秒だった。東海大は総合15位だった。