新潟県燕市の産業界の新年を告げる燕市、燕商工会議所、吉田商工会、分水商工会主催の燕市新春賀詞交換会が4日、吉田産業会館で開かれた。ことしも感染防止のため、それまでの円卓での会食スタイルではなく全員がステージに向かって座って進行するスタイルで行われ、195人が参加して新年のあいさつを交わした。
主催者の鈴木力燕市長と田野隆夫燕商工会議所会頭のあいさつ、来賓の細田健一衆院議員、鷲尾英一郎衆院議員、桜井甚一県議、堀勝重県議の祝辞のあと、席を立って20分ほど賀詞を交換。最後に星野光治吉田商工会会長の三本締めで締めくくった。それぞれのあいさつ、祝辞の概要は次の通り。
昨年を振り返ると、長引くコロナ禍に追い打ちをかけるようにロシアのウクライナ侵攻に端を発する物価高が我々の生活に大きな影響を与えた。燕市は商工団体と連携して経産省に価格の安定を要望した。そのうえで燕市独自の対策を立て続けに講じた。
具体的には水道料金の基本料金8か月間の減免、フェニックスクーポンを第4弾に加えて第5弾を発行。市民生活を下支えする対策を講じたうえで低所得者、あるいは子育て世帯、さらには農業などに上乗せの対策で取り組んだ。
こういった未曾有の危機にはしっかりと対策が大切だと、財政出動に躊躇(ちゅうちょ)なく取り組んできた。今後もこの状況が続くと思うが、的確に状況を判断しながら対応したい。
その一方で、昨年は大河津分水通水100周年の年で、30にも及ぶ事業を行いながら大河津分水が果たしてきた役割、大河津分水建設に携わった長善館の門下生をはじめとする多くの先人たちの情熱や功労、功績を市内外に広く発信できた年だった。
燕市はものづくりのまちという印象、イメージがどうしても強いが、通水100百周年の事業を通して別の側面を印象づけることにもなった。ことしは第3次燕市総合計画の初年度に当たる大切な年。まだ素案の段階で最終確定していないが、4月からこれを実践していく段階に入る。
先人たちが築き上げてきたこの燕市を次の100年に引き継いでいくために「進化、深化、真価、輝く燕」をスローガンに総合計画の幸先のいいスタートを切れる年にしたい。
その中心となるのは、やはり人口減少対策。子育てするなら燕市でと多くの人に評価してもらえる取り組み、例えば全天候型子ども遊戯施設、この建設に本格的に着手する年になる。さらに妊産婦、子育て世帯の経済的な負担を軽減する新規事業をいくつか展開していきたい。
これらの施策の推進するための組織体制を構築するため、大幅な組織改正を予定している。国ががこども家庭庁をつくると言うが、その先駆け的な意味合いをもった組織をつくって、4月から実践していく。
そのうえで人手不足対策をはじめとする産業の振興、子どもたちの個性や学力を伸ばすための教育環境の整備、相談支援体制の強化をはじめとする高齢者福祉、障害者福祉の充実にも力を入れたい。
忘れてならないのが脱炭素社会、デジタル社会への対応で、2か所目の大規模太陽光発電所の建設が秋に始まる。
市役所の窓口ではキャッシュレス決済、電子契約を導入する準備を進めている。吉田トレーニングセンター「ビジョンよしだ」が2月26日にリニューアルオープンし、オープンから1か月間は無料期間を設けるんで、この機会にぜひ足を運び、4月から有料でも利用しようと思ってほしい。
工事を進めているスケートボード場も3月にはオープンする。わくわくする燕市にしたいと考えている。
ことしは「癸卯(みずのえう)」。これまでの努力が花開き、実を結ぶ始める縁起のいい年と言われる。きのうの箱根駅伝で燕市の分水中出身の岸本くんが5人抜きの区間賞をとってくれた。なにかわくわくする年が始まったなと、彼の活躍を見てそう感じたのは私だけではないと思う。
2023年、令和5年が皆さまにとって本当にウサギのようにぴょんと跳ね、大きく飛躍する年となるようお願い申し上げる。
例年のように飲食を伴わない賀詞交換会だが、これほどたくさんの皆さまが来場すると思わず、非常にたくさんの人が新春に対して期待をたくさんしているという思いがひしひしと伝わってたきた。
鈴木市長から市政全般にわたってたくさんの施策をやっていただいている。産業界も非常に市の施策で助かっておる業者がたくさんある。とくに他市町村からすると、なぜ燕市だけタクシー券とか、いろんなことができるんだと、おらの市はまったくそういうのはないと。そういう他市町村からうらやましがられほどたくさんの施策を打っていただいて、心から本当に感謝したい。
私ども産業界は、どうしても各事業所が主体なので先立つものはなかなかないのが現状。ただ、昨年1年間は市長が話したように、こんな21世紀にああいうロシアの侵略が行われるということが逐一、お茶の間でも情報がその日のうちに取れるという近代的な世界情勢になっても、まだああいうことが行われていると、信じられないようなことが現実では進んでいる。
あれを見ると、いかに帝政ロシアというか帝国主義というか、日本も過去に過ちをたくさんしてきたので決して人ごとではないが、先人の方々がたくさんの苦労をして今の日本の民主国家は成り立っていると、本当に私は個人的にも心からの平和、日本に心から感謝している。
そんなこともあって昨年の国会で防衛を抜本的に見直すことがうたわれ、コロナのこの3年間は世界中の指導者が100年に1回あるかないかのパンデミック、誰も経験したことがない事態に世界中で札を印刷し、市中にばらまいてとにかく経済を回そうとやった。
日本もご多分にもれず、返す当てがわからないくらいの国債の大増発をやり、これからどういう形になっていくのかわからないが、借金は必ずいつか返さなければならないのは、国であろうと企業であろうと一緒。
これから着実に増税策があらゆる場面に出てくる思う。いちばん国民にとってわかりやすい増税は消費税になるが、消費税に手をつけるときは政権が浮沈をかけてやる。これからあらゆる場面で企業の法人税も含めて、あらゆる場面で増税をして、国民負担でまかなっていかなければ、この日本の国は成り立たない。
誰が考えても成り立つはずがないので、知恵を出し合ってこれから国会で増税策が練られると思う。企業は誰も応援してくれない。自分のところは努力を怠れば、勝手につぶれていくだけの話で、競争相手が喜ぶぐらいのもので、皆さんの事業所は経営者のトップが責任を負っているのが現状だ。
それを見ると、今年度も非常に変化に富んだ、いい意味では海外の旅行客もだいぶ入って来たようだし、少しずつインバウンドの客が世界から来るようになれば、たくさんの金を日本に落としてくれるから、大きく期待できる。
商工会議所、商工会を含めて10月1日に1000万円未満の売り上げの事業所の消費税対策のインボイス制度が始まる。政府でもいろんな緩和策を打っているようだが、いずれにせよ始まるのは間違いない。
昨年の秋口に巻の税務署長さんとの懇談で、なかなか税務署さんが考えてるほど簡単にはうまくいきませんよと言った。これから商工会議所に帰って新年の職員との会合があるが、いちばん大変なインボイス制度は、これから親切ていねいに具体的に教えていかないと。ピンとこないという人が圧倒的に多く、それがことしの商工会、商工会議所の大きな活動のひとつになると強く思っている。職員はできるだけ協力して、会員にわかるように教えてやっていただきたい。
いずれにせよ昨年も大変な年だった。円が乱高下したり、ことしは4月の端に日銀総裁が久しぶりに代わる。大きな政策の変更はないだろうが、政策が変わってくると思う。幸いなことにNISA制度、今の内閣が掲げる貯蓄から投資へと声高に何年も叫ばれているが、具体策はなく、国民は自分が得にならなければ、さっぱり関心を示さない。
職場NISAが恒久化されると、きちんと浸透すれば日本が欧米と違って、私は資本主義社会ではないだろうと思っている。やっと昨年4月から投資とはなんぞや、株式とはなんぞやということを、学ぶ基礎的な授業が高校で始まった。
大学に行っても経済学部でも進まなければ、投資や株式を教わる機会が日本はまったくなく、ほとんどの国民がわからない。資本主義国を名乗っていながらあまりに遅く、やらないよりはやった方がいいので、いい意味で投資が循環型にいくのがいちばんいいと思う。
日本でいう3三大メガバンクだろうと大手証券会社であろうと、ニューヨーク、ロンドンからすると、あれは何なんだと見向きもされないぐらい、金融業界においては相手にされない。イギリスやアメリカの先進国は、金を働かせるという考え方で、日本とは全然違う。
私ども商工会の連合会のときに知事がわざわざ来て、知事が陳情されるというので、何かなとびっくりした。そしたら賃上げを、しっかり会員企業に従業員の賃金のベースアップをしっかりやってもらえるように、会頭にぜひお願いしたいと知事から直接、聞く機会が昨年秋にあった。
マスコミも盛んに言うように、大手企業から本格的なベースアップがことしから始まると思う。もうからなければなかなか賃上げしたいと思っても上げられないが、賃上げしなければなかなか従業員が集まらない。
三条の県央工業高校で、産業界と学校の就職する生徒をもつ実学の校長との会合があった。三条、燕を代表する20数社の企業が出席してそれぞれ新入社員の入社状況を報告した。募集しても高校生が入ってくれた企業は1社もなかった。
人の話を聞いて皆さんが、ああ、うちだけ駄目なんじゃなくて、よそも思ったほどの半分しか入ってくれないんだと、胸をなでおろして帰られたのが実態。高校卒業してすぐ社会人になるのではなく、高校を卒業してから専門学校に行く子どもが多い。
だから人事課の人事担当がいる企業は、高校だけでなく専門学校に積極的に募集活動をしないと人が集まってくれないと深刻に話をしていた。その状況を見ると、本格的に少子高齢化はすごいスピードで進んでくると思われるし、これから近隣のアジア諸国からの労働者をどんどん日本にも受け入れていく時代がすでに始まっているし、具体的に地方都市の燕市にも一挙に押し寄せてくると思う。
産業界も行政も含めて、そういう人たちが日本にたくさんお見えになって働いていただける、どうせ働いていくんだったら日本に行こうとしなければならない。このローカルの燕市というところで結構、就職できそうだと就職した先輩が、まあまあの待遇でやってるみたいだと、そういうアジアの若手の人たちから選んでいただけるような、そういうまち、そういう企業に歯を食いしばって頑張っていかないと、見捨てられてしまうだろう。そうならないようにぜひ頑張っていきたい。
最後に昨年の秋、亡くなった京セラの稲盛名誉会長が常々おっしゃっていた言葉を披露して私のあいさつに代える。稲盛氏が開いた盛和塾という経営者の会合があった。稲盛氏が必ず皆さん頑張ってますかとおっしゃった。
全国大会では4000人ぐらい集まり、全員が頑張ってますと言い、頑張っていないという人はひとりもいないが、頑張っていると言うと非常にしかられた。お前たちの頑張ってるのは頑張ってるうちに入らない、頑張ってるというのは誰にも負けない努力をするということだと。
資本主義、競争の世の中だから、全員が頑張っているんだと。誰にも負けない努力をして、誰にも負けない仕事をする。そういう経営者しか行き残れなくて当たり前だと。お前たちが普通にやって自分の事業所が伸びる、成長すると考えてるお前たちはおかしいんだということを、ずけずけとおっしゃった。
そういう意味で歯を食いしばってこの変革の年だが、商工会議所も、ぜひ燕の産業界も、若手がたくさんいる。できるだけ私も先輩諸氏から教わったことを若手の経営者の皆さまにできるだけ速やかに伝えて、若手のアイデア、アイデアマンなので、若手が活動しやすい燕のまちになっていけばと祈念する。
昨年を振り返るとまさに激動の1年だった。一昨年の7月10日に安倍元総理から燕市に私の応援に来てもらったが、それからほぼ1年後に狙撃をされて亡くなった。これは私はいまだに心の中では飲み込めていないが、まさにそこから政治にさまざまな波風が立ち、さまざまなことがあった。
国際的に見ればロシアがウクライナに侵攻。21世紀にあんな形の戦争があるんだというような映像が日々、流れている。
中国が台湾侵攻を想起させるような形でミサイルを近海に打ち込んだり、北朝鮮が年末年始にかけてミサイルを打ち続けるといった状況があった。ウクライナから流れてくる映像に胸が締め付けられる思いだが、そういうものを見るにつけ、きょうここに、こういう形で皆さまと集まることができ、普通の日々の生活、日々の商売。日々の幸せをかみしめられるのは本当に貴重なことと強く感じる。
この普通の幸せ、皆さんの日常をとにかく守って守って守り抜くということこそが政権与党、日本国の責務であると感じている。ことしもそのために誠心誠意、頑張ってまいる。
資源高、各種の資材高と、テレビのニュースのできごとが皆さまの商売、日常の生活に密接に結びついていることを感じた1年。昨年、29兆円の補正予算を成立をさせていただき、ガソリンは引き続き30円ていどの補助を行っているし、この1月から一般家庭の電気料金は1kWh当たり7円、事業所は3.5円という補助制度もスタートする。いろいろな批判もあるかもしれないが、ほぼ1家庭、標準世帯で2000円程度の補助金が支給されることになる。
ぜひ賃上げは頑張ってほしい。そのために各種の価格転換の手伝いも政府としては積極的に進めていきたい。設備投資、事業再構築といった前向きな取り組みには、各種の補助金で応援するので、遠慮なく私にご連絡をいただきたい。
一方で米の値段がなかなか上がらない。ほかのものがどんどん上がるのに米の値段だけは上がらない、どうしてくれるんだという話もいただく。例えば米粉の活用に補正予算150億円の予算をつけたが、米粉の活用や米の輸出の振興に積極的に取り組みたい。
地域のインフラ整備などの課題、国道116号と吉田バイパス、そろそろ用地買収の取り組みが始まる。国道289号の大橋よりも先の部分は来年度、2024年度内にはとりあえず延長200mの供用が開始される予定と聞いている。
大河津分水の大工事は予算は当初1300億円の積算でスタートしたが、中流域も削ることで工事総額1800億円の取り組みが行われている。できるだけ地元に金が落ちるように頑張ってまいりたい。土地の高度利用、倉庫、工場でできるだけ土地を活用したいという要望は鈴木市長にお願いしつつ取り組みたい。
ことしも燕市がよりよい、より暮らしやすい、住みやすいまちるになるように皆さまの意見を聞きながら全力で取り組んでまいりたい。
昨年は先ほど来のあいさつの通りだが、燕市は本当に選挙の多い年だった。春の市長選から知事選、それに合わせた県議補欠選、参議院選、秋の市議選と、とんでもない年だった。来春はさらに県議選があり、選挙続きで大変な思いをされた人もいると思う。
私はとくに県知事選と参議院選で皆さんから政治の安定を選んでいただいたと思っており、感謝申し上げる。先ほどほ細田氏が指摘した安倍元総理の事件、その後の政治課題、旧統一教会の話などがあり、政治の安定を選んでいただいておきながらがっちりした安定感を出して見せていないのは大変、申し訳なく思う。
他方、ロシアとウクライナの戦争によるサプライチェーンの混乱が、大きな世界の状況に影を落とした。あわせて中国はゼロコロナを撤廃し、日本はまた新しい水際対策を中国に対してだけやるという話になっており、これも不安の種と思う。
そういったなかでことし1年、より良くしていくために私どもは政権与党としてしっかりとした予算組みをさせていただいているが、これも言ってしまえば一時しのぎ。予算は使っていただくためにあり、皆さんにしっかりと利用していただきたい。
目先の対応としては、電気料金などがある。皆さんに利用いただいている事業再構築補助金など、少し目線を先に見据えたなかでぜひ予算を利用していただき、体質の強化を図ってほしいと願う。
何はともあれ生産性が上がらないと賃上げ、日本の経済社会の体質改善はできない。燕市の総合力をもって皆さんに頑張っていただけたらありがたいし、先ほど細田氏がおっしゃったが、これについては私ども政治の責任としてしっかりとサポートさせていただきたい。
ロシアとウクライナの戦争が早く終わると、だいぶいい形に変わっていくと思う。いずれにせよそのサプライチェーンの混乱の中で、アメリカはQEというものが始まっている。コロナ禍で景気を下支えすることもあり、ずいぶんQEをやってきた。
QEは量的緩和のことで、これをやめるという話になった途端に株価が反応し、円高の状況もあれば円安の状況もあるが、このドル建ての状況、あるいは物価をどう押さえ込んでいくか、これでアメリカも相当、苦労している。これがこの1年でどう動いていくかが私どもの地場産業にも影響してくる。
黒田日銀総裁も交代をするというところで世界経済がどう動くのか。皆さんの関心も高いと思うが、ロシアとウクライナ戦争が収束に向かえば、かなりこの混乱は改善されると思う。
ゴールデンウイーク、どれぐらいで終わるかという話は私もプロじゃないので申し上げられないが、少なくともアメリカの物価高はにつきましてはゴールデンウイークあたりでちょっと違う方向に行くという話もある。そんななかで日本の金融政策とあわせて、世界経済にいい影響があればと思う。
いずれにしても皆さま方はどんな場合でも仕事、ビジネスをしっかりと対応していただき、燕の底力をことし1年もしっかりと発揮をしていただ、ぜひとも良い年にしていただきたい。
最後に私事だが、選挙区割りの変更があり、拠点を長岡に移した。燕の皆さんにはお世話になり、燕に育てられたと思ってその原点を忘れずにこれからも活動していく。近くにいるので、私ができることは精一杯やらせていただく。この場をお借りしてお礼を申し上げる。
国内外の情勢、経済情勢ひゃ皆さんご紹介の通り。今朝、NHKテレビを見ていたら、ことし1年、どうなるんだというようなことをやっていた。賃上げも大事な要素だということで、ある建設業を取り上げていた。本来、2人での測量をドローンで1人でレーザー測量をやり、それまでの何分の一の時間で済んだ。
また測量データをすぐ設計に投げ、それがまた現場の重機の方にリンクされる。これまではベテランのオペレーターがハンドルやレバーを押して工事をしていたのが、ほとんどさわらなくてもよくなり、非常に効率化が図られたと。
またあるものづくりの会社も、若い人を登用して経営の改善が図られ、これからは女性活躍、若者登用が生産性効率化の大きなキーポイントになると思うが、それも巷間、言われるようにDX、デジタルトランスフォーメーション、あるいはICTを駆使した産業がこれから生き延びていけると思った。
日本は鎖国しているわけではないので、国際情勢によってもろに我々の仕事や生活にも響くということで、国際情勢も注視しなければいけない大変な時代になってきているが、そういうことに一喜一憂することなく、足元をしっかりと見詰めながら前へ進んで行くしかない。
こんなに選挙がある年は12年に1度。そういった意味で皆さまに難儀をかけたと思うが、私kら県知事選、それに続く参議院選にこの地域から結果を出していただいたことに心より御礼申し上げる。
政治の安定こそが国民生活の安定につながることを確信をしている。いよいよその集大成がこの春の統一地方選挙に現れることと思う。どうか特段の理解と支援をお願いしたい。ことし1年、早くコロナが収束し、ロシアのウクライナ侵攻が早く終わって、これがこの日本の安定につながることを請い願う。
2022年は本当に大変な年だった。そういった意味でこのように賀詞交換会が開催されることとを心より喜んでいる。振り返ってみれば2022年、3年前から発症した新型コロナウイルス感染症は収束せず、加えてロシアによるウクライナ侵攻により原材料の高騰、燃料の高騰、物価の高騰、加えて円安で、日本経済が大変厳しい状況になり、燕市、この地元でも企業も大きな打撃を受けた。
2023年はうさぎ年。飛躍の年になることを心から強く願っている。燕市がさらなる発展、そして本日、列席の皆さまの企業、市民の皆さまのますますの発展と健勝、多幸を私からご祈念申し上げる。