新潟県加茂市の市立若宮中学校(田中和之校長)の女子卓球部(松澤和咲部長・部員9人)は、昨年12月3、4日と開かれた新潟県中学校新人卓球大会の女子団体戦で2連覇を飾り、6日、藤田明美市長を訪問して成績を報告した。
小千谷市総合体育館で開かれた大会には、女子団体戦に28校が出場。4シングルスと1ダブルスの5ゲームマッチで、4ブロックに分かれて予選トーナメントのあと、各ブロック1位と2位のそれぞれで順位決定リーグが行われた。
若宮中は予選トーナメントでシードで城西中、関屋中を破って1位で順位決定リーグへ。2位になった糸魚川中、3位になった中之口中、4位になった新発田川東中すべてに勝利し、優勝を決めた。
昨年のこの大会でも1年生部員だけで優勝する快挙。ことしはその1年生が2年生となって連覇した。部員は2年生7人と1年生2人。6日はそのうち8人で藤田市長を訪問した。
3月25、26日の2日間、宮城県利府町で開かれる全国大会「第24回全国中学選抜卓球大会」に新潟県代表として出場する。それぞれ部員は「全国大会は前回よりいい結果を残したい」、「最後まであきらめずに頑張りたい」、「笑顔を忘れずに頑張りたい」、「1点でも多く点数をを取れるように」と抱負を話した。
部長の2年生松澤和咲さん(14)は、「去年も優勝して少しプレッシャーはあったけどみんなが笑顔で頑張って協力できたたので優勝できた」と振り返った。昨年の全国大会は予選リーグでブロック2位となり、ブロック2位による2位トーナメントでベスト8になった。今回は1位トーナメントでのベスト8入りを目指し、松澤さんは「新潟県の代表として行くので、ベスト8を目標にみんなで頑張りたい」と話した。
藤田市緒は「皆さんの言葉からすごく試合にのぞんだ覚悟が伝わってきた。その強い気持ちがあったから連覇できたと思う」、「先生、保護者のサポートもすごく歯車がよくかみ合ったとも思う」と述べた。
「去年は1年生だけのチームでチャレンジャーのところもあったのかもしれないが、ことしはディフェンディングチャンピオンの立場で全然、違う優勝だったと思う」と2連覇を評価し、「これからもずっと応援しているので、皆さんの力がもっともっと出るように精一杯、練習してほしい」と激励した。部員は次の通り。2年生が大会登録選手。敬称略。
▲松澤和咲(2年)部長▲篠原杏奈(同)副部長▲番場結菜(同)▲坂上佳穂(同)▲番場心海(同)▲大橋依果(同)▲斉藤優莉(同)▲金子妃和(1年)▲阿部里穂(同)