12日は全国的に最高気温が平年を大きく上回り、新潟県三条市では平年より10度以上も高い13.1度まで上がり、1月の中旬以降としては観測史上4位の高温となった。
明け方の最低気温は1.5度とそれほど高くなかったが、日中は晴れて気温がぐんぐん上がり、3月下旬から4月下旬並みの一足飛びにサクラのつぼみが膨らむころを思わせる陽気となった。
夕方になっても長岡市寺泊から見る日本海の水平線のすぐ上に雲はなく、真っ赤に染まった太陽がまさに海に沈むように没した。
季節外れの暖かい陽気と青空に、スマートフォンで海に沈む夕日を撮影する人も目立った。
13日の新潟の予報は晴れのち曇りで、予想最高気温は12日をさらに上回る15度。しかし来週月曜からは再び雪の予報で春まだ遠く、しばしの寒の緩みだ。