新潟県三条市は、 策定中の差別の解消を推進し、共生社会の実現に寄与することを目的とした「三条市障がいのある人もない人も共に自分らしく暮らすためのまちづくり条例(案)」に対する意見をパブリックコメントで2月3日まで募集している。
条例案を3月議会で提案しようと進めており、これまで同様の条例を制定したのは県内では新潟市だけ。
国はそれまでは国や自治体だけに義務付けていた合理的配慮の提供を、民間事業主にも義務付ける改正障害者差別解消法を2021年に可決した。これにあわせて自治体でも同様の条例を制定する動きが進んでいる。
三条市では市民の積極的な意見を条例に反映させようとパブリックコメントを行っている。条例案の資料は三条市のホームページや市役所三条庁舎の福祉課、各庁舎の情報公開コーナー、各公民館、まちやまなどで閲覧できる。
意見は、住所、名前(法人、団体の名称、代表者の名前、主たる事業所の所在地)、電話番号、意見を任意の様式に記入し、福祉課(三条市役所 三条庁舎 低層棟2階 福祉保健部 福祉課)へ持参するか、郵送(〒955-8686 三条市役所 福祉課 あて)、ファクス(0256-35-2150)、メール(fukusi@city.sanjo.niigata.jp)で行う。電話では受け付けない。提出された意見は後日、まとめて市の意見をつけて公表する。