新潟県弥彦村で24日、任期満了に伴う弥彦村長選が告示され、午前8時半からの立候補者届け出には、届け出順で3選を目指す現職の小林豊彦氏(77)と新人の本間芳之氏(65)が立候補を届け出て一騎打ちの見込みとなった。
小林豊彦氏は、弥彦神社で祈願祭のあと午前9時から弥彦神社の一の鳥居前で「必勝」とある鉢巻きを締めて第一声を放った。後援会長代理、鈴木力燕市長のあいさつのあと小林豊彦氏は「この8年間、弥彦のために、弥彦村民の皆さんのために働かせていただいた」、「できることはすべてこの8年間やった」と自負した。
「弥彦に生まれたこと、弥彦に育ったこと、弥彦のために尽くすことができたことに心から感謝している」とし、「あともう1期、4年間、私にこの村をもう一度、任せていただければ4年後にはこれまでやってきたこと、これからやらなければならないこと、16の公約をすべて成し終えて次の方にバトンタッチさせていただきたい」と支援を求めた。
本間芳之氏は地元の上諏訪神社で必勝祈願祭と出陣式で後援会長や来賓の細田健一衆院議員、菊田真紀子衆院議員(代理)、桜井甚一県議らのあいさつや祝辞のあと、午前9時前から第一声を放った。
本間芳之氏は、「日本一子どもを産み育てやすい、日本一高齢者が幸せな弥彦村にしたい、工業、産業をしっかり守ってアップデートし、農業の新しい担い手をしっかりと支援していくという大きな5つの柱に35の約束を皆さんにお示しした。これをきっちりと実行していくことが私に求められている」とし、「とにかく頑張ってこの5日間、駆け抜けるのでどうかお力をお貸しいただきたい」と願った。
29日投開票で25日から28日までの4日間、毎日午前8時半から午後8時まで弥彦村役場で期日前投票が行われ、投票日は午前7時から午後6時まで。開票は29日午後7時から弥彦村農村環境改善センターで行われる。23日現在の登録有権者数は男3,202人、女3,421人の6,624人。