25日の新潟県三条市の明け方の最低気温は−5.9度で、この冬最低だった前日24日の−5.0度をさらに下回った。
午前9時でも−4.8度と相変わらず厳しい冷え込みが続き、弱い雪が降って西寄りの強い風が吹いて吹雪となることもあり、厳しい寒波が続いている。
新潟地方気象台の25日午前5時52分の発表では、日本付近は強い冬型の気圧配置が続き、北陸地方の上空約5000メートルには−42度以下のこの冬一番の強い寒気が流れ込んでいる。26日は冬型の気圧配置は緩むが、気圧の谷や寒気の影響を受ける。25日の新潟の予報は風雪強く、予想最高気温は−1度。
新潟県では、25日夕方にかけて海上では雪を伴った非常に強い風が吹き、26日明け方にかけて海では大しけとなる。また、26日は発達した雪雲が同じ所にかかり続けた場合には、警報級の大雪となる可能性がある。
25日午前6時から26日午前6時までに予想される24時間降雪量は、いずれも多い所で下越で平地30センチ、山沿い50センチ、中越で平地30センチ、山沿い60センチ、上越で平地15センチ、山沿い50センチ、佐渡で15センチ。