外装建築金具やアウトドア用品を企画、製造、販売するスワロー工業株式会社(原田雅史代表取締役・本社:新潟県県燕市小関)は、1月25日に行われた一般財団法人日本次世代企業普及機構(通称:ホワイト財団)主催の「第9回ホワイト企業アワード」 で、「人材育成部門」と「最優秀賞 」をダブル受賞した。
ホワイト企業アワードは、ホワイト企業認定を取得した企業の中で注目すべき制度や取り組みを表彰、発信する表彰制度。今年度は234社のエントリーから授賞企業16社が選ばれた。
同社は2021年下半期の 「生産性向上部門」 に続く2度目の受賞で、ダブル受賞は燕三条地区で初めて。また、ホワイト企業認定では最高ランクの 「PLATINUM」 を3年連続取得した効果もあり、新卒エントリー21年の57人から23年は239人と急増し、入社3年以内の離職率0%につながっている。
また、ほかに燕三条地区からは小柳建設株式会社(三条市東三条1)が学生審査部門で受賞した。スワロー工業の受賞理由は次の通り。
■受賞理由
制度・取り組みのすべてに対しコミュニケーションを軸に設計・運営されていることが評価の決め手となりました。中でも、より自発的な学びの機会を生み出す取り組みについては、社員が 「成長したい」 と思える様々な支援・教育制度が準備されているところも評価のポイントです。
自己申告書・人事面談といった双方のコミュニケーションを活発にさせる制度はもちろん、それ以外にも目安箱や働き方・キャリア相談室の運営も評価ポイントとなりました。また、様々な教育制度がある中でも、外部研修と内部研修(教えることでさらに成長する)両方実施されていることもついても、非常に素晴らしいと思います。
これらの取り組みから、新卒エントリー者の増加、女性管理職登用、女性活躍推進など成果に繋がっていることも、社員一人一人の自律とキャリア形成が促進され、その結果充実度・満足度向上に繋がっていると思います。充実した教育制度のみならず、コミュニケーションを軸とした制度と運用方法について、離職率が比較的高い業界において、同業他社が学べるところも多くあると感じます。今後も更なる人材育成に期待をしております。