新潟県議の杉井旬(すぎい ひとし)氏(61)=鶴田1=は11日開かれた杉井ひとし後援会役員会で、任期満了に伴う県議選(3月31日告示・4月9日投開票)三条市選挙区(定数2)で2期目を目指して立候補を正式に表明した。
杉井氏は、新潟県商工会議所連合会の副会頭は三条、上越、長岡、柏崎と経済界では三条がしっかりと稼ぎ出し存在感を示している一方、県政における三条市に対する扱いは非常に軽い。以前は総理大臣を出した選挙区で、国直結でものごとが進んでいたかもしれない。現在はどうか。許認可権を持つ県に対して三条市や市民の要望をしっかり伝え、実現する力が必要だ。県央基幹病院も当初は財政ひっ迫で建設計画も白紙に戻されそうになった。県央の命はそんなに軽いのか、必死に訴えたことで450床が400床に減床したが、来年の開業へ向けて順調に工事が進んでいる」と参加した後援会役員30名余りの前で県政報告をするとともに県議選に向けて支援をお願いした。
また、農林業について県の緩さもあり是正しなければならないと指摘し、県と市の役割分担を明確化し連携することは市民生活に不可欠だと、県議としての真価が問われる2期目に向けての決意を示した。
後援会役員会で佐藤春男後援会長は冒頭のあいさつで、「杉井県議とは40年来の友人。私が芝居に打ち込んでいた時に彼は三条新聞記者であり、バンドもやっていた。2期、3期と当選を重ねて地域のために活躍してもらいたい」と若いころのエピソードを披露し力強い支援を求めた。
引き続き、後援会幹事長の岡本康佑三条市議が、23日に後援会事務所で事務所開き、3月21日に三条東公民館で総決起集会の案内を行い「役員の皆さんは、事務所開きはさらに1人2人と連れてきてください。総決起集会は10人以上お願いします。たくさんの方々から杉井県議を盛り上げてほしい。当選に向けて頑張りたい」と重ねて支援をお願いした。
結びに後援会相談役の馬場博文三条市議の発声でガンバローコールを行い、気勢をあげた。