新潟県上越市に住む上越教育大学教授で日本美術院院友の日本画家、洞谷亜里佐(どうや ありさ)さんの日本画展が18日から3月19日まで弥彦村の「弥彦の丘美術館」で開かれる。
洞谷さんは1959年に愛知家名古屋市に生まれ、愛知県立芸術大学大学院を修了し、上越教育大学助手に就くのをきっかけ上越市に移った。
2000年に春の院展に初入選。2006年に新潟県立万代島美術館で開かれた第2回新潟作家100人展にも選ばれた。個展やグループ展にも数多く出品している。
弥彦の丘美術館は初めてで、17日行われた開場式に訪れた洞谷さんは、恩師の文化功労者で文化勲章受章の日本画家、片岡球子(1905-2008)に背中を押されて上教大に務め、日本海や雪に魅せられたことを話した。
漁師と知り合いになり、漁師と知り合いになり、糸魚川市筒石で10年間、スケッチした作品を中心に16点を今回、展示する。作品は漁師の家族の中に入って創作した。洞谷さんは「表現することは、心に響いてくるもの、描くものは通じ合うものがあって初めて作品ができてくる」と話していた。
会期中は無休で午前9時から午後4時半まで開館。入館料は高校生以上300円、小中学生150円。弥彦の丘美術館は「弥彦村大字矢作402番地」、電話「0256-94-3131」。