17日の新潟県三条市は午前中、雲ひとつない青空で、最高気温は8.7度と3月初旬から中旬並みの陽気だった。
最低気温は明け方の0.8度でこれも3月初旬から中旬並み。午前は快晴だったが、正午前から西の空からみるみる雲が広がった。青空と雲の境界がくっきりと一直線に延び、ちょうど正午ごろを境に上空を雲が覆っていた。
それでも雨が降るようすはなく、穏やかな陽気が続いた。県境に延びる山々が鮮明に見え、気持ちのいい春の陽気だった。
三条市下田地区の「白鳥の郷公苑」がある五十嵐川河川敷はハクチョウの飛来地。そろそろ越冬を終えて北の国へ帰り始める時期だ。3月いっぱいでほとんどが帰り、間もなくハクチョウは見納め。17日は春の日差しを反射して水光が輝く川面で気持ち良さそうに羽を休めていた。