「道の駅 たがみ」(馬場大輔駅長・新潟県田上町原ヶ崎新田)は、15日から3月5日まで「ちょっとディープな沖縄フェア」を開き、沖縄県の第1号道の駅「道の駅 許田(きょだ)」(金良宗貴駅長・沖縄県名護市)の取り扱う沖縄産品を中心に販売している。
昨年開いた栃木県の「道の駅 ましこ」をピックアップした「いちごフェア」に続く「馬場駅長が行ってみてよかった!道の駅フェアシリーズ」の第2弾。昨年暮れに馬場駅長が「道の駅 許田」を視察し、金良(きんら・むねたか)駅長とセレクトした約50品を仕入れて販売している。
「道の駅 許田」で人気ナンバーワンのオリジナル商品「チョコもち」税込み260円、「てづくりちんすこう」360円、「チラガー入りチップス」740円、「今帰仁黒糖」250円など、名前を聞いてもちんぷんかんぷんな商品が多い。
極め付きは「幻の味ブルース」780円。その名の通り沖縄県民でも入手困難で初日15日は営業開始から約1時間ほどで用意した15個ほどが完売し、その名にふさわしい売れ行きだった。
店内の「たがみ食堂おひるとおやつ」では、沖縄県民が弁当のおともに近所の萬屋さんなどで沖縄そばの麺入りカップに自分でスープを入れて購入するセルフスタイルで沖縄そば「名護ひらそば」290円、豚肉のだしを使い豚肉入りの「ジューシーおにぎり」2個入り270円、「道の駅 許田」のイメージキャラクター「ピトゥブー」がデザインされたオリジナルカップに入れた「シークワーサージュース」350円も提供し、沖縄の味をその場で味わえる。
初日15日は三条市の三線奏者みかんさん(58)が琉球染物「紅型(びんがた)」の色鮮やかな衣装を着て三線で「てぃんさぐぬ花」、「安里屋ゆんた」、「涙そうそう」、「かちゃーしー」などを演奏。一緒に踊り出す来店客もあり、春まだ浅い店内に琉球の風が吹くようだった。
みかんさんの演奏は25日(土)にも午前11時からと正午からの2回、行う。問い合わせは「道の駅 たがみ」(電話:0256-47-0661)。