新潟県議選燕市・西蒲選挙区(3月31日告示・4月9日投開票・定数2)に連合新潟の推薦を受けて昨年の県議補選に続いて立候補する柴山唯(しばやま ゆい)氏(39)の事務所開きと出馬表明が19日、行われた。
事務所は吉田大保町の建物を借りて開設した。事務所には関係者を含めて予定より多く40人以上が出席し、部屋に入りきらずに廊下にいる人も。神事で夫の誠さん(51)と玉ぐしをささげて始まった。
松井利直後援会長が選挙戦の展望について、「前回の選挙を受けて今回、何としても頑張ってもらいたい」と述べ、参加者のなかに若い人がいるように少しずつ同世代の支持が広がっていることに期待した。
連合新潟の牧野茂夫会長の代理で小林俊夫事務局長は、男女の賃金格差の是正や子育て支援、労働環境の整備など連合との政策の共通点をあげ、支援を広げていくと協力していく決意を述べた。
柴山氏はあいさつで決意表明した。前回の県議補選での12,000票近く得票にふれ、「この地域を変えてもらいたいという思いがこうやって支持していただいた」と述べ、現職2人との戦いの見込みで、厳しい選挙戦になることから自らの政策を訴えた。
政策は主な柱は3つ。働き世代のための「女性や子どもたちへの支援」、産業支援を中心とした「地域の経済成長をバックアップする政策」、県央医療圏の医療体制充実や高齢者がいきがいを持って生活できる社会づくりなどの「安心・安全に暮らせる地域づくり」を掲げる。
昨年10月の燕市議選にもふれ、燕市議会で3人の30代が当選して世代交代が進み、「燕市や弥彦村の方々と協力し合いながらこれから10年、20年としっかりとこの地域のために働きたい」という思いとともに「ぜひ選挙当日までに支援の輪を広げてもらいたい」とあいさつを締めくくった。
このあと事務所では株式会社吉田工業の吉田智氏の発声で出席者とガンバローコールを行った。