骨髄バンクのドナー登録の支援、普及啓発、患者家族の支援に取り組む「NPO法人骨髄バンク命のアサガオにいがた」(丹後まみこ会長・新潟県加茂市)は、電子書籍の出版などを目的に行っているクラウドファンディングのPRイベントとして26日(日)午後1時から見附市の「道の駅 パティオにいがた」で参加無料の「もっと知ろう骨髄バンク&ハートフルコンサート」を開く。
トークセッション約30分のあとコンサートが約1時間。トークセッションは、骨髄提供経験者の新潟医療福祉大学・國兼明嗣助教と丹後まみこ会長、高野由美子事務局長の3人で話す。
コンサートは、ドナー登録者でもある見附市出身タレントの今井美穂さんが司会を務め、東京音大音楽学部声楽科専攻卒業のソプラノの五十嵐尚子さん、R&BシンガーのJ-RUさん、ピアニストの小林剣心さんの地元にゆかりの3人で『千の風になって』、『花は咲く』、『世界にひとつだけの花』やクラシックを演奏し、「教えて骨髄バンク」コーナーもある。
NPO法人骨髄バンク命のアサガオにいがたは、クラウドファンディングサイト「READYFOR(レディーフォー)」で、3月19日午後11時までに150万円を目標に支援を募っている。
丹後会長が白血病のために7歳で旅立った次男のことをつづって18年前に出版した書籍『命のアサガオ永遠に』の電子書籍化と1冊から製本する「プリントオンデマンド」サービスを利用するための支援を募っている。
『命のアサガオ永遠に』は定価1,760円だったが、古本では5,000円前後の高値で取り引きされ、気軽に手が出せない。しかし、POD版なら1,700円前後で、電子版なら1,300円前後で手に入る。さらにPOD版の本を医療系大学や専門学校の図書室に寄付しようとクラウドファンディングを行っている。目標150万円のところ24日で支援は100人近い支援から約100万円が寄せられている。
このクラウドファンディングの広報、啓発としてトークセッションとコンサートを企画したもので、気軽な来場を呼びかけている。問い合わせは担当の古川さん(080-5035-7610)へ。