新潟県見附市の見附市スポーツ協会とミズノグループは、3月9日午後6時から8時まで見附市中央公民館大ホールで青山学院大学陸上競技部部長の内山義英さん(60)を特別講師に講演会「挫折と成長の軌跡〜箱根駅伝優勝の原点〜」を開く。参加は無料。
内山さんは1963年、茨城県生まれ。94年に青山学院大学大学院国際政治経済学研究科博士課程を修了、同大学国際政治経済学部准教授を経て2011年に教授に就任した。2000年に陸上競技部副部長、07年に部長に就任。09 年から15年連続で箱根駅伝に出場し、通算6回の総合優勝に貢献した。
講習会では、青学の箱根駅伝制覇までの道のりについて講義する。成績不振だった陸上部の廃部危機に直面して原晋監督を招き、箱根駅伝本戦へ33年ぶりに出場。41年振りのシード権獲得へ導くまでのチームマネジメントについて語る。
主催する見附市スポーツ協会の関林太郎さん(34)は、市民のスポーツ機運の醸成や目標達成ためのヒントを知りたいと考えていたところ、内山さんが見附に来ることを偶然に知り、無理を承知で講師を依頼したところ快諾してもらった。
「箱根駅伝を目標にどのように選手の心をつかみ、アンガーマネジメントを含めてチームづくりを進めていったのか。スポーツ団体の”誠実さ”、“高潔さ”の必要性と重要性について講演していただきたいと考えている」と話している。
スポーツチームや団体の責任者が直面する悩みや課題を解決する糸口が見つかると、多くの参加を呼びかけている。
参加申し込みの締め切りは3月3日(金)。問い合わせは電話「0258-62-3661・担当:関」へ。次のリンクからフォームでまで以下の申し込みフォームのリンクから。