三条看護・医療・歯科衛生専門学校(追手巍校長・新潟県三条市上須頃)は24日、昨年7月に初めての来校型で開いた学園祭「夏フェス 2022 in HOSP!」の収益から7万4500円を三条市社会福祉協議会(上石貞夫会長)に寄付した。
学園祭には約1000人の来校があった。学生屋台として有料で水ヨーヨー釣り、射的、スーパーボールすくいなどを行い、その売り上げから経費などを差し引いて寄付した。
27日は学園祭の実行委員だった医療事務科の1年生3人が三条市社協事務局を訪れ、小千谷市出身の小林万葉(かずは)さん(19)から近藤晴美事務局長にのし袋に包んだ寄付を手渡した。
小林さんは学園祭を振り返って「医療事務は患者とコミュニケーションをとる仕事なので、その実践が初めてできた場でもあり、身に染みる体験ができた」と話した。近藤事務局長は「寄付をいったん社会福祉基金に入れて地域サロンなどの活動の事業に充てたい」と感謝した。