鈴木燕市長が定例記者会見で8項目を発表 (2023.2.28)
新潟県燕市の鈴木力市長は28日、定例記者会見を行って8項目を発表した。発表項目の概要は次の通り。
No.1 便利な機能満載！GIS「つばめNavi」を公開
燕市の観光や防災の情報を地図上で視覚的に閲覧できるGIS（地理情報システム）を10年ぶりに全面リニューアルし、3月1日から「つばめNavi（ナビ）」として公開する。スマートフォンに対応し、ラーメンや釜めし店舗などの観光情報、AEDやWi-Fiスポットといったお役立ち情報、オリジナルマップ作成機能などを新たに追加した。
No.2 燕市ゆかりの偉人マンガ「鈴木文台」が完成
昨年の大河津分水通水100年を記念して、1,000人を超える人材を育んだ長善館の初代館主鈴木文台をモチーフにした偉人マンガ『鈴木文台』を3月10日に発行する。完成した漫画は、4月に市内の全小中学校に配付し、小学4年生の社会科や道徳の副教材として活用。漫画を通して文台の教育への情熱や長善館の教えなどを学ぶことで、郷土愛の醸成を図る。一般販売はことし夏ごろを予定。
No.3 「クプルムの花嫁のセカイ展」を開催
3月3日から燕市産業史料館で「クプルムの花嫁のセカイ展」を開く。漫画「クプルムの花嫁」は、燕市をメイン舞台に鎚起銅器職人の「修」とその彼女の「しいな」との婚約生活を描くラブコメディー。燕市のものづくりをはじめ周辺地域の産業や町並みが詳しく描かれている。この企画展では、「クプルムの花嫁」のデジタル複製原画や作中に登場する道具類、町並みの写真を展示するとともに、著者のnamo（ナモ）さんを招いて会期中に3回、トークイベントを行う。
No.4 市内に新たに3つのシェアオフィスが完成！
燕市は2021年度から民間事業者による市内シェアオフィス整備への支援事業を行っている。今年度は3施設が採択され、すべての整備が完了、2月から運営されている。今後は、昨年度、整備した3施設を合わせた全6施設で入居事業者と市内事業者とのマッチングを通したオープンイノベーションや市内企業の高付加価値化の促進を図る。
No.5 脱炭素社会実現に向けたセミナーを開催
3月29日にカーボンニュートラルセミナーを開く。MS&ADインターリスク総研株式会社の協力で原材料や部品の調達先に対して脱炭素の取り組みを要請する大企業の動きなど、実例を交えながら市内企業に啓発する。あわせてハローワークや経済産業省の中小企業向け支援制度に加え、市が新年度に実施する支援メニューについても説明し、市内企業が新たな商機をつかめよう支援する。
No.6 まちあそび部が「まちあそび発見DAY」を開催
総務省主催の「ふるさとづくり大賞」を受賞した「燕市役所まちあそび部」では、3月12日に新メンバー募集を兼ねた体験イベント「まちあそび発見DAY」を開く。現メンバーも交えて、まちあそびに興味のある中高生から「まちあそび」を体験してもらうとともに、慶応大学特任准教授で、まちあそび部のコーディネーターの若新雄純さんと、今年度の活動を振り返るワークショップなどを行う。「まちあそび体験会」に先立ち、昨年に引き続き、株式会社伊藤園の「わたしの街の未来の桜プロジェクト」とコラボし、桜の植樹式を行う。
No.7 「つばめいと新メンバー交流会」を開催
県外在住の30歳以下の燕市出身者に対し、さまざまなイベントの開催や市に関する情報の提供により継続的に「ふるさと燕」とのかかわりを創出することで、将来的なUターンにつなげる「つばめいと」事業を行っている。このたび進学や就職で春から県外へ引っ越す人の不安の解消や新生活を応援するため、3月18日に「つばめいと新メンバー交流会」を開き、「つばめいと」の現メンバーにも参加してもらって燕市出身者同士の新たなコミュニティーづくりを推進する。
No.8 市立3図書館で「あかちゃんフェスタ」を開催
燕市立図書館3館では、赤ちゃんとその保護者から図書館を気兼ねなく楽しんでもらおうと3月7日から「あかちゃんフェスタ」を開く。赤ちゃん向けの絵本の読み聞かせする「おはなし会」のほか、期間中に赤ちゃん向け絵本を借りた人に赤ちゃん用の使い捨てエプロンをプレゼント。「おはなし会」開催の前後の時間帯に「あかちゃんタイム」を設ける。
- 【2023年2月28日】 定例会見資料を更新しました／燕市（新しいウィンドウで開く）
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