新潟県燕市を舞台にした漫画『クプルムの花嫁』のデジタル複製原画などを展示する企画展「クプルムの花嫁のセカイ展」が、3月3日から4月16日まで燕市産業史料館で開かれる。
『クプルムの花嫁』は、漫画誌『ハルタ』で2020年から連載されており、単行本は3巻が発行されている。燕市をメーン舞台に鎚起銅器職人の「 修(しゅう)」とその彼女「しいな」との婚約生活を描くラブコメデー。燕市のものづくりをはじめ周辺地域の産業やまち並みが詳しく描かれている。
今回の企画展では、『クプルムの花嫁』のデジタル複製原画や作中に登場する道具類、町並みの写真など約30点を展示するとともに、会期中に著者のnamo(ナモ)さんを招いてトークイベントを開く。
企画展では、デジタル複製原画の展示やロケ地の紹介、鎚起銅器をはじめとした作業場の復元展示など、作品に登場した道具や材料などを約30点を公開する。
トークイベントは、3月12日、26日、4月9日のいずれも日曜の午後2時から同史料館で開き、namoさんが登場するのは4月9日だけ。株式会社MGNETの武田修美代表取締役、齋藤優介観光振興課主査と対談する。
入館料はおとな400円、小・中・高校生100円、市内小中学生と付き添いの保護者1人はミュージアムパスポート持参で入館無料。問い合わせは燕市産業史料館(電話:0256-63-7666)。