4年ぶりに3人のおいらん役が決まる 「つばめ桜まつり」のおいらん道中に向け  (2023.3.12)

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新潟県燕市で4月3日(日)から行われる「つばめ桜まつり」で最終日の16日(日)に大河津分水桜並木で行われる分水おいらん道中。公募したそのおいらん役の二次審査会が11日行われ、3人のおいらん役が決まった。

左から桜太夫の金塚さん、信濃太夫の前田さん、分水太夫の田中さん
左から桜太夫の金塚さん、信濃太夫の前田さん、分水太夫の田中さん

主催の一般社団法人燕市観光協会の山崎悦次会長をはじめ、つばめ桜まつり実行委員会の6人が審査員を務めた。遠くは北海道や京都から県外の10人を含む32人の応募があり、書類審査の一次審査を通過した12人を対象に二次審査を行っておいらん役を決めた。

分水太夫に田中美沙紀さん、信濃太夫に前田まどかさん、桜太夫に金塚萌絵さん

おいらん役は「分水太夫」に会社員田中美沙紀さん(25)=新潟市北区=、「信濃太夫」に会社員前田まどかさん(26)=燕市=、「桜太夫」に大学生金塚萌絵さん(20)=新潟市=を決めた。

田中さんと前田さんは小学生のときに舞妓役を務めたことがあり、前田さんはおいらん道中のおひざ元の分水地区出身。自己紹介で田中さんは「選ばれたからには燕市の観光事業のお手伝いをできればと思う」、前田さんは「かねてよりあこがれだったおいらん役に選んでいただいてとても光栄に思っている」、金塚さんは「多くの人が笑顔に元気になれるようにわたしも楽しみながら精いっぱい、務めさせていただきたい」と抱負や思いを話した。

応募した理由は、田中さんは「目の前を歩くおいらんを見てわたしも絶対、あれになりたいと思った」、前田さんはおいらんを見て「とても素敵だなと思って自分も役に携わらせてもらえたらと思った」、金塚さんは「成人を迎えて何か新しいことに挑戦したいと思っていたところ、燕市に住む祖父母がおいらん役を教えてくれ、やってみようと思った」とそれぞれ話した。

4年ぶりにおいらん役を公募して3人がそろう

分水おいらん道中は毎年、数万人もの見物客を集める分水地区の名物行事。しかし新型コロナウイルス感染拡大の影響で2020年、21年と中止し、22年はおいらん役を公募せず経験者1人だけをおいらん役とし、燕市分水総合体育館の屋内を会場に行った。

ことしは4年ぶりに公募で3人のおいらん役がそろう。感染拡大前より応募は少なかった。例年、大河津分水桜土手と分水の目抜き通りの地蔵堂本町通り2カ所でおいらん道中を演じているが、感染リスクを軽減するため大河津分水桜土手だけとし、3人のおいらん役を距離を置かずに配置し、行列をコンパクトにするといった対応をとる。

その一方で地蔵堂本町通りで初めての分水マチナカフェスの開催など新たな趣向も用意して「つばめ桜まつり」を盛り上げる。おいらん役は本番に向けて3回の講習会で外八文字と呼ぶおいらん役の歩き方などを拾得する。


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