新潟県燕市の幹線沿いで育つ早咲きのサクラ「カワヅザクラ(河津桜)」が、ソメイヨシノに先駆けて花の見ごろを迎えた。
東京では14日に桜が開花したが、新潟県燕市にある早咲きのカワヅザクラ(河津桜)は15日、三分咲きほどまで開花が進んだ。
このカワヅザクラは、燕郵便局そばの国道289号沿いにある小林力さん(52)経営の理容店「アートスペース リキ」(燕市杣木)の店の隣りに2本、植えて育てている。満開になるころにはソメイヨシノが咲き始める。
小林さんは毎年、開花した日を記録しており、ことしは10日に開花した。一昨年は15日、昨年は24日だったので、ことしは記録的に早い。
ソメイヨシノは開花から1週間で満開を迎えるとされるが、カワヅザクラはもう少し時間がかかると言い、満開は25日ごろと予想している。