将来的に保育士の人材不足が懸念されるなか、保育士を目指す人を経済的に支援しようと新潟県燕市は、市内の保育園で5年間、勤務すると返還を免除する就学資金を貸し付ける制度を来年度から行い、保育士人材の確保を図り、子育て環境の充実を目指す。
対象は、保育士養成施設などに入学か在学し、卒業後は市内の保育園などで保育士などとして保育や教育業務に従事しようとし、燕市内の社会福祉法人の保育士修学資金の貸与を受けていない人。
無利子で貸与額は月額で5万円、4万円、3万円から選択できる。返還免除の条件は、養成施設などを卒業後、1年以内に幼稚園教諭免許状を授与され、かつ保育士として登録。さらに燕市内の保育園などで保育士などとして5年間、継続して保育・教育業務に従事すること。
申し込みは、4月14日(金)までに必要書類を燕市役所学校教育課(3階18番窓口)に提出する。問い合わせは教育委員会子育て支援課(直通・0256-77-8222)へ。