道の駅「良寛の里わしま」(新潟県長岡市島崎)は近年、人気の「おこげせんべい」にオリジナル商品で参戦。18年前のオープン当時から続く定番メニュー「けんさ焼」をおこげせんべいにした「けんさ焼 おこげ煎餅」を25日、発売する。
おにぎりの上にショウガみそや甘みそを塗って焼いた郷土料理の「けんさ焼」。起源は戦国時代にさかのぼり、越後の武将、上杉謙信が戦時に兵糧とし て冷めて固くなったおむすびを剣先に 刺して焼いて食べたのが始まりと言われ、新潟の郷土料理として伝承されている。「良寛の里わしま」では、食堂と持ち帰り用で1個税込み200円で販売している。
今回は、初めての本格的なオリジナル商品を開発しようと、地元のコメを使った土産を企画するなかで、けんさ焼をおこげせんべいにするアイデアを思いついた。
おこげせんべいは、コメのつぶつぶした食感を生かしてからっと揚げたせんべい。香ばしく健康的なスナックとして人気が高まり、各地で新商品が生まれている。
地元の和島中沢地区で収穫した新潟のブランド米「新之助」と良寛の里わしまでブレンドしたみそを菓子製造業者に送って製造してもらった。薄味で香ばしく、さくさくして、いくらでも食べられそうな商品に仕上がった。
直径約10センチのおこげせんべい6枚入り、約80グラムで税込み490円。4月いっぱいは2袋900円で販売する。問いあわせは良寛の里わしま(電話:0258-41-8110)へ。