ビルボードプレースに中川政七商店が新潟初出店 (2023.3.29)

新潟県三条市とも縁の深い1716年創業の奈良の老舗、株式会社中川政七商店（千石あや十四代代表取締役社長・奈良県奈良市）は4月21日、新潟市中央区の商業施設「万代シテイビルボードプレイス」に社名を冠した生活雑貨ブランド「中川政七商店」をオープンする。同店のオープン時点で同社の直営店は58店舗、うち「中川政七商店」ブランドは50店舗となる。

「万代シテイビルボードプレイス」にオープンする中川政七商店のイメージ

県内初出店で、昨年6月に開催した期間限定ショップが好評で、満を持しての出店。全国約800のつくり手と協業して生まれた暮らしの道具を中心に、日本の染色を生かした衣服、産地の風土に根ざした食など日本全国、その土地ごとに受け継がれてきた職人の技や思い、知恵が息づく品々約2,500点がそろう。

約2,500点の全国の工芸がそろう

グランドオープンを記念し、特別企画「新潟のものづくり展」を期間限定で開催。五泉市のニットや燕三条の金物や刃物など、さまざまな工芸が発達している新潟ならではの品々が集結する。

取り扱う燕三条の金物や刃物

中川政七商店の看板商品、奈良の工芸「かや織」でつくったふきんのセット（6枚入り税込み2,200円）が数量限定で登場。新潟に住む人、街を訪れる人が工芸の魅力を知り、何度でも足を運びたくなる場所を目指す。

中川政七商店の十三代中川政七代表取締役会長は、2010年に三条市の「ものづくりのまちシンポジウム」でパネリストを務め、三条市で経営力向上人材育成塾やコンサルティング事業の講師も担当。16年には中川政七商店が三条市で大日本市博覧会「新潟博覧会」を開いている。店舗の概要は次の通り。

• 新潟初出店「新潟ビルボードプレイス店」4月21日（金）グランドオープン！ | プレスリリース | 株式会社中川政七商店（新しいウィンドウで開く）