来年3月に開院する済生会新潟県央基幹病院(新潟県三条市上須頃)へのアクセス強化のため、2018年に事業を開始した市道大島164号線のうち、新規整備区間の650mが31日(金)午後2時に供用を開始し、これにより全線1,750mが通行できるようになる。
市道大島164号線は、三条側が国道8号と交わる「くいどころ里味 須頃店」角の「須頃(二)」交差点から燕側が燕橋へ通じる「ビストロ&カフェ 六朝館」角の「井土巻二丁目」交差点までの区間で、総事業費は約20億円。
国道8号から県央フジタビルまでの1,100mは拡幅整備が行われ、今回、供用を開始するのは、そこから先の残り650mの新規整備区間。開通式などの式典はなく、新規整備区間の前後に開通待ちの駐車スペースはない。
「井土巻二丁目」交差点は、燕橋からと県央大橋から進入した車が合流し、その先から燕三条駅や三条・燕インター方面へ向かう車が渋滞することが多い。
しかし、燕橋や県央大橋から国道8号へ向かう車は、今回の新規整備区間を通り、間に信号機も1カ所しかないので、スムーズに通過できるようになり、周辺の渋滞は緩和しそうだ。