色鉛筆やパステルでやわらかなぬくもりを感じさせる絵を描く渡辺花子さん(44)の個展「*hanacoten(ハナコテン)vol,12*」が1日(土)、2日(日)と三条東公民館で開かれている。
地元三条市や新潟市で絵画教室の講師を務める渡辺さん。教室で生徒を指導するための手本として描いた作品を中心に約70点を展示している。一部、師と仰ぐ墨彩画の藤井克之さん(新潟市西蒲区)に学んだ墨彩画もある。
あわせて渡辺さんの作品をデザインしたポストカード、トートバッグ、ハロウィーンカード、メッセージカードなどのグッズもたくさん販売しており、渡辺さんの世界観をいろいろな形で見せてくれている。
春の花咲くころに恒例の個展。「ちょど桜も満開になってとてもいいタイミングになった」と渡辺さん。2020年に長男を出産し、同時に感染症の拡大で1年は休んだが、昨年から復活した。
以前は3日間、開催したが、大変なのでことしは2日間に短縮。「子育ての創作の両立は大変。働くお母さんはすごいなと尊敬します」と言い、そんなお母さんたちの頑張りを自身の創作活動の励みにもしている。
2日は午前10時から午後5時まで、入場無料。