新潟県内は記録的に早い桜の開花でこの週末の4月1日、2日は花の見ごろを迎える所が多く、桜のライトアップをはじめ花見客を当て込んだ各地のイベントは前倒しになっている。
新潟市南区の新潟市立庄瀬小学校そばの県道141号白根黒埼線沿いの桜並木は毎年、ライトアップが行われており、3月31日夜もすでにライトアップされていた。
花のトンネルになるほど道路両脇から広がった桜が枝を広げる圧巻の夜桜。通りかかったドライバーは車のスピードを落とし、ぽつぽつと車で花見に訪れる人もいて、うっとり見入って写真を撮っている。
中ノ口川に架かる新飯田橋の左岸たもと付近、県道153号燕白根線の路肩にまつられた地蔵尊のかたわらに立つ大きく枝を横に広げた桜の巨木もライトアップされており、夜になるとあちこちでライトアップされた桜を見つけることができる。
4月8日から行われる予定だった弥彦村・弥彦公園の桜のライトアップは、1日からに前倒しされた。ライトアップは午後6時から9時まで。
旧新潟交通電車線の車両「かぼちゃ電車」を保存する旧月潟駅では、「桜まつり」として土、日曜の4月8、9日、15、16日に夜桜ライトアップを計画したが、この週末1、2日から行うことにし、逆に桜が散り終わっているであろう15、16日のライトアップはやめた。点灯は午後5時から9時まで。
桜の開花に合わせたイベントは前倒しされる可能性があるので、花見を予定している人はあらためて日程を確認した方がいい。