三条市が32人に退職辞令 (2023.4.3)

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新潟県三条市は3月31日、退職者辞令交付式を行い、31日付けで退職の定年退職20人、普通退職7人、割愛5人の32人に滝沢亮市長から退職辞令を手渡した。

三条市の退職者辞令交付式
三条市の退職者辞令交付式

奉職42年で最後は総務部長で定年退職した笹川浩志さん(60)が退職者を代表してあいさつした。笹川さんは退職辞令が17回目の辞令になり、これまで市民球場オープン、三条高校の移転と都市計画道路の用地買収などにかかわり、合併に伴う栄庁舎への引っ越し作業、課長になってからは7.29水害の予算、教育委員会では牛乳の問題、嵐南一体校の初年度から起きた不具合の問題などがあり、最後は三条小学校の統廃合に携わったと振り返った。

最も心に残るは、2004年の7.13水害。自宅も被災したが家に帰らず、職員として避難所などの対応に当たった。「妻に迷惑をかけたが子どもたちを避難させてくれた」、「その時、本当に心底から三条市の職員というのは大変だということをあらためて自覚した。家内もそのときから三条市の職員の家族として有事のときには、自分で自宅を守るんだということもあらためて決意したとのちほど聞いた」。

退職者を代表してあいさつする総務部長だった笹川浩志さん
退職者を代表してあいさつする総務部長だった笹川浩志さん

最後に「あとひとつの願いとしては、これからの三条市の発展に皆さん本当に粉骨砕身、努力をしていただいて、少しでも良いまちにしていただきたい」と願いを託した。閉式後、笹川さんは「家族と子どものことを話そうとしたら並みだが出そうになってあいさつが短くなってしまった」と笑いながら頭をかいていた。

滝沢市長は退職者にはなむけの言葉を贈った。市長就任から2年半になるが、「ずっと感染症対応、ワクチン対応に本当にぎゅっとまとまっていただいて前へ進んでいった」と振り返り、「三条市役所がさらに良い組織になっていくためには、皆さんからの引き続きのご指導ご鞭撻、そして叱咤激励をいただきたい」さらなる活躍を祈念した。

正面玄関で記念写真も
正面玄関で記念写真も

閉式後は退職者全員で昼食を食べてから退庁するのが慣例だった。しかしこれまで3年間は感染防止のため昼食会を中止していたが、ことしは4年ぶりに昼食会が復活した。

退職者はもちろん、式に出席した後輩職員もほとんどがマスクを着けず、市役所正面玄関前などでは課ごとに記念写真を撮るなど、感染拡大前と同じ華やかな退職シーンに戻っていた。


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