9日行われた任期満了に伴う新潟県議選で、燕市西蒲選挙区(定数2)では、新人の柴山唯氏(39)=無・新=と現職の堀勝重氏(61)=無・現=が当選し、当選5回のベテランで自民県連幹事長の現職桜井甚一氏(70)=自・現=が涙をのんだ。
開票結果は、柴山氏13,081票、堀氏10,142票、桜井氏9,457票だった。先に開票結果が確定した弥彦村では、柴山氏1,441票、桜井氏1,028票、堀氏723票の順だったが、燕市の結果は柴山氏11,640票、堀氏9,419票、桜井氏8,429票。柴山氏のトップは変わらなかったが、燕市では堀氏が桜井氏を1,000票近く上回ってひっくり返った。
昨年5月の県議選補選(定数1)では、柴山氏と堀氏がともに新人で立候補し、堀氏が初当選した。雪辱を果たす形で初当選した柴山氏は、「燕、弥彦の方々の暮らしをしっかり守りながら未来をつくっていくため、これからも走り続ける」と支持者を前に力を込めていた。
立候補者 | 計 | 弥彦村 | 燕市 | |
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柴山 唯 | 無・新 | 13,081 | 1,441 | 11,640 |
堀 勝重 | 無・現 | 10,142 | 723 | 9,419 |
桜井 甚一 | 自・現 | 9,457 | 1,028 | 8,429 |