新潟県の県央地域の桜は、先週末の風雨で一気に花を散らしたが、加茂市の桜の名所、下条川ダムは山手で谷が風からまもってくれることもあり、週明けの10日も花の見ごろを保っていた。
下条川ダムの周遊路3.8kmには約700本のソメイヨシノやヤエザクラが咲き誇る。やはりことしは花が早かったが、市街地のソメイヨシノは先週末でほぼ葉桜になったが、下条川ダムは週明けの10日でも散り始め。まだ花見を楽しめる咲きっぷりだった。
10日は週末と打って変わって青空が広がった。桜が見ごろな割に花見客はほとんどなく、のんびりと釣り糸を立てる人もあり、ウグイスをはじめ野鳥の声が休みなく耳に届き、春の訪れを五感で味わえた。