新潟県加茂市で23日投開票の任期満了に伴う加茂市長選と加茂市議選(定数15)が告示された。午後5時まで受け付けている立候補の届け出は、正午までに加茂市長選は2期目を目指す現職の藤田明美氏(52)以外の届け出がなく、加茂市議選は定数と同じ15人が届け出ていずれも無投票の公算が大きい。
加茂市議選に立候補を届け出た15人は、現職10人、元職1人、新人4人の内訳だった。
藤田氏は午前9時から加茂駅まで第一声を放ち、市民ら100人近くが集まった。藤田氏は市長になってからの4年間、加茂市が本当に大きく変わったと言われるようになったのは、市民のおかげと感謝した。
「これからの4年間、どうしてもやりたいことがある」として、人口減少問題のための少子化対策や子育て支援の充実、築30年以上たつ75%以上になる公共施設の整備、新しい学校と加茂市の教育づくりの3つをあげた。
「どうか皆さん、わたしと一緒にこの加茂市を次の新しいステージに押し上げていっていただけないでしょうか」と支援を求めた。加茂市議選に正午までに立候補を届け出た15人は届け出順で次の通り。最後のカッコ内の数字は当選期数。敬称略。