タケノコの産地で知られる新潟県田上町にある「道の駅たがみ」(馬場大輔駅長)。22日から5月5日まで人気イベント「たけのこまつり」を開くのを前に21日、オープニングセレモニー「たけのこ開会宣言」を行って盛り上げた。
午前9時半から正面入り口前でテープカットを行った。地元の竹の友幼児園の園児が「たけのこまつり始まります!」と声を合わせて「たけのこ開会宣言」し、テープにはさみを入れた。同時にクラッカーを鳴らして幕開きし、この日の営業をスタートした。
この日はまだ通常販売だが、生産者が持ち込んだタケノコは約150本。1本500円から2,000円の値札が付き、さっそく旬のタケノコを味わおうと集まった数十人がタケノコの売り場を囲み、次々とたけのこを買い物かごに入れていた。
「道の駅たがみ」のオープンから毎年恒例のたけのこまつりで、ことしで3年目。店舗の前に収穫したばかりの新鮮なタケノコを販売すると、販売開始から一気に完売するほどの人気イベントだ。
タケノコは豊作の「表年」と不作の「裏年」が毎年、交互にやって来る。ことしは「裏年」に当たり、収量は昨年の半分ほどと見られる。裏年とは言っても味は表年と変わらず、ことしも相変わらずえぐみの少ない田上のタケノコが並んでいる。
期間中は毎日午前9時45分からタコノコを販売。初日22日は、それに先立った9時半から最上級タケノコの初競りも行う。ほかにもタケノコにまつわる5つのクイズに答えるとオリジナルシールか菓子がもらえる「たけのこクイズ王」や「たけのこ弁当」の販売、たがみ食堂で「たけのこラーメン」の販売など盛りだくさん。問い合わせは「道の駅たがみ」(電話: 0256-47-0661)へ。