22日、23日の2日間、「道の駅 国上」(新潟県燕市国上)で初めての燕洋食器カトラリーフェスタが開かれており、金属洋食器の産地で知られる燕市のメーカー5社が出店してカトラリーの販売などを行っている。
大泉物産、燕物産、片力商事、山崎金属工業、エムテートリマツの5社が、道の駅 国上の正面入り口駐車場にテントを張って出店している。
それぞれが自社を代表するカトラリーや3本100円のアウトレット、ゲームソフト「ファイナルファンタジー」とコラボレーションしたカトラリーなどを販売している。
子ども向けのカトラリー検定に正解すると各社が提供した景品を含む千本引きを1回プレゼント。カトラリーの研磨ワークショップも行っている。
大泉物産のテントでは、ステンレスカトラリーの回収を行っている。不要になったカトラリーを持参した人には、カトラリーを1本、プレゼントしている。
大泉物産では、「心豊かに地球と子どもたちの未来を守る」をテーマに活動する団体「ゴキゲンらぼ」(今井みさこ代表)が回収した不要になったカトラリーをリサイクル業者に引き渡し、再資源化してもらっている。
このイベントは、ことし2月に大泉物産の大泉一高社長が道の駅国上にあいさつに訪れたのがきっかけ。せっかく燕市なのでカトラリーを生かして何かできないかと考えてカトラリーの即売会を定期的に開きたいと即決で決まった。大泉社長から各社に声をかけ、それからわずか2カ月で実現した。
大泉社長は「2、3カ月に1回ぐらい定期的に開催できれば認知度も上がってくるんじゃないかと。そういう意味でも続けていけたらと思う」と話しており、開催を継続するためにも大勢の来場を呼びかけている。23日は午前10時から午後4時まで開催。