新潟県三条市でことしも5月14日、15日の2日間、行われる「三条祭り」の公式ホームページがこのほど初めて完成した。4年ぶりに感染対策を気にしない三条祭りをネットでの情報発信でも盛り上げる。
三条祭りは三条地区の中心地を鎮める八幡宮(藤崎重泰宮司)の春季例大祭の別名。14日が宵宮、15日が大祭で、15日は10万石の格式の大名行列とその後に舞い込みが行われる。
大名行列を支えるのが三条若衆会(齋藤和也会長)。これまで三条若衆会のホームページやSNSアカウントはあったが、三条祭りのホームページがなく、三条祭りを調べようとしてもまとまった情報がなくわかりにくかった。
感染禍でこれまで大名行列を中止したり制限したりして行ってきたが、ことしは4年ぶりにまったく感染防止の制限のない大名行列を出せることになり、境内ではお化け屋敷も復活する。三条まつりの完全復活を機に盛り上げていこうと、このほど三条若衆会で三条まつりの公式ホームページを立ち上げた。
情報発信の基盤を整えたことで、これまで市民に届かなかった情報を届けられる。大名行列の人員が慢性的に不足しており、大名行列への参加者が増えることも期待している。