新潟県田上町の「あじさい祭り」で名物行事だった「そうめん流し」をイメージして4日、町内の「道の駅たがみ」(馬場大輔駅長)では初めてそうめん流しを行った。
縦に半分に割ったタケをつなげて約10メートルのスロープを作った。いちばん高い所からそうめんとミニトマトや菓子も流した。
1回100円で100人以上が順番に参加した。子どもたちは、はしでそうめんをキャッチしようと流れてくるそうめんに集中。汗ばむ陽気のなかで涼味満点だった。
田上町の護摩堂山(274m)では、山頂の「あじさい園」に約3万株のアジサイが咲く。その開花期にあわせて毎年開かれている「あじさいまつり」で、かつて山頂からふもとまで続く日本一と言われるほど長いそうめん流しが行われていたが、絶えて久しい。
「道の駅たがみ」では、大型連休に合わせてさまざまなイベントを展開しており、そのひとつとしてかつての名物行事を思い起こさせるイベントを行った。