新潟県長岡市の山古志地区で5日、国の重要無形文化財に指定されている「牛の角突き」のことしの初場所が行われ、約1500人が来場して迫力ある牛の巨体のぶつかり合いに圧倒された。
4月29日に行われた初イベントに続く今シーズンの幕開き。26頭の牛が出場し、1対1での角を突き合わせて取り組みを行った。
闘牛場の周辺には所々に残雪を見かける一方で、この日は夏を思わせる暑さとなり、砂ぼこりを上げての白熱した対決に思わず声を上げたり、拍手したりと観客の興奮も高まっていた。
ことしは12回、開催され、次回は5月28日。入場料2,500円、問い合わせは山古志闘牛会(0258-59-3933)。