5日、6日の2日間、新潟県三条市の図書館等複合施設「まちやま」のサイエンスホールで第5回越後三条ミニ削ろう会が開かれており、全国から約30人が参加してかんなの薄削りでいかに木材を薄く削れるか腕を競っている。
削ろう会は全国各地を会場に全国大会が開かれるほか、各地でミニ削ろう会が開かれている。三条では2021年10月以来のミニ削ろう会。越後三条削ろう会(南波州二会長)が主催する。
5日はずらりと角材が並んだ会場で参加者は、使い慣れたかんなの調整を繰り返しながら真剣な眼差しでかんなを引いた。向こうが透けて見えるほど薄くきれいに削れていくかんなくずに見学する人たちは息を止めて見つけめ、「さすが達人は違う」、「きれいなもんだ」と目を丸くして感心していた。
大工道具や砥石(といし)の販売や釘一発打ち大会、丸太切り大会、丸太のはつりややりかんなの実演などのイベントも目白押しだ。6日は午前8時から午後3時ごろまで。