大型連休最終日の7日、新潟県三条市の一ノ木戸商店街をホコテンにして4年ぶりに商店街を会場にした「三条マルシェ」が開かれた。雨が降り続いて肌寒く来場者は主催者発表で9,288人と1万人には届かなかったものの傘を差してのマルシェを楽しんだ。
ことしは年4回開催される三条マルシェのこの日が皮切り。約60店舗が出店した。雨のために中止になったり、規模を縮小したりしたイベントがあった一方、ふだんなら日曜はシャッターを閉めている店舗が三条マルシェ向けに営業している店もあった。
今回は、初めて設けたキッズ出店のカテゴリーに1店が出店した。三条マルシェで手芸品を売るお母さんの店をずっと手伝ってきた一ノ木戸小学校6年生の女の子が出店。お母さんの店のとなりに店を構え、レジンで作ったキーホルダーなどを友だちにも手伝ってもらって販売した。
「お客さんがかわいいって言ってくれて買ってくれて楽しい」と売れ行き好調で、売り上げはもちろん女の子も。お母さんは「うちの店より売れてる」と苦笑いだった。
また、五十嵐川右岸堤防の川側の斜面でシバザクラを栽培する一ノ木戸商店街朝草会主催の五十嵐川芝桜まつりとコラボレーションした豚汁の販売が人気だった。