新潟県警燕署は16日、燕市内の会社で経理業務を担当していた40代の女が、2年余りにわたり取引会社の代金支払先を自身の名義の口座に振り込ませて1800万円あまりをだまし取ったとして逮捕した。
逮捕されたのは燕市白山町3、会社員木原円香容疑者(41)。発表では、木原容疑者は取り引き会社に対し代金支払い先を変更したとうそをつき、2020年1月下旬ごろから22年3月中旬ごろまで計40回、合わせて1830万3866円を自身の名義の普通預金口座に振り込ませた。
女は昨年中に会社を退職。燕署は勤め先から刑事告発を受けて捜査していた。木原容疑者は「金額はよく覚えていないが、身に覚えがあることなので間違いない」と容疑を認めている。