11日から20日までの春の全国交通安全運動にあわせて新潟県警加茂署(桃井克朗署長)と加茂市、加茂地区交通安全協会は16日、加茂市内に街頭指導所を設置してドライバーに交通安全を呼びかけた。
春と秋の全国交通安全運動にあわせて街頭指導所を設置しており、16日は加茂市下条地内の国道403号に街頭指導所を設置した。
加茂署員、加茂地区交通安全協会、加茂市職員ら20人余りが参加し、三条市から加茂市街地方向へ向かう約150台の車を止めて啓発品を配布して交通安全を呼びかけた。
ことしに入ってから加茂市内で発生した人身事故は8件で、昨年同期の9件を1件、下回っている。加茂市では高齢者が関係する事故の割合が県内の平均より高く、昨年は出会い頭の事故が多かったのに対し、ことしは歩行者の事故が目立つという。
また、昨年は県内で11人の自転車に乗っている人が交通事故で死亡しているが、4月から自転車を乗る人のヘルメット着用が努力義務化されたこともあわせて周知した。19日は田上町の「道の駅たがみ」でも街頭指導所を設置する。