新潟県三条市の三条看護・医療・歯科衛生専門学校(追手巍校長)は、となりの三条市立大学とあわせて同じ20日(土)、21日(日)の2日間、学園祭「春フェス 2023 in HOSP!」を開く。この同時開催を機に両校をつなぐ渡り廊下を初めて開く。
昨年、開校3年目で全学年の生徒がそろい、感染拡大も落ち着いたことから初めて学園祭を開いた。生徒が日ごろの学習を体験してもらうお仕事体験が好評で、1,000人が来場した。ことしもほぼ同じ内容で開く。
看護学科は健康体操、歯科衛生士学科は歯科医院体験、医療事務学科は調剤薬局事務体験や総合案内・受け付け。合わせて水ヨーヨーやスーパーボールすくいの学生屋台、キッチンカー大集合、学校見学会もある。
2日間とも午後1時半から3時半まで同校入学を検討する高校生を対象に学園祭スペシャルオープンキャンパスを行う。学科と入試の説明、個別相談など行い、参加はネット「学園祭スペシャルオープンキャンパスの申込(HP)」で申し込める。
また、となりの三条市立大学と両校の2階を結ぶ渡り廊下を初めて開く。同校は2020年、三条市立大学は翌21年に開校、開学。当初から渡り廊下が設置されていたが、とくに医療関係の同校の感染防止のため、渡り廊下の入り口をロックしたままの「開かずの渡り廊下」になっていた。
新型コロナウイルスが5類に移行したこともあり、両校の学祭が同時開催されるタイミングで扉を開け、通行できるようにする。学園祭は20日は午前10時から午後4時半まで、21日は午後4時まで開く。